工程の自動化は、生産性の効率化および経済性の向上を実現します。スペシャリストが行う単純作業の量を減らし、適性に見合った仕事に専念することができます。しかし、自動化を始めるのは必ずしも簡単なことではありません。そこで SCHUNK が提供するのが「CoLab」です。ロボット応用センターでは、SCHUNK の専門家がお客様の自動化の可能性の分析と検証を行います。投資の安全性を高め、自動化への参入を可能な限りシンプルにすることを目標としています。現在、SCHUNK の中南米のお客様もこの恩恵を受けています。
メキシコのケレタロ州にある SCHUNK 支社によって、ゲストを招いたライブイベントとライブストリーミングを組み合わせ、新設された CoLab の開所式が執り行われました。ゼネラルマネージャーである Marcos Sepulveda 氏は、ラテンアメリカで新しいサービス標準が確立できることを光栄に感じるとともに、次のように述べています。「ここには、自動車から製薬まで、あらゆる産業分野における用途に対する評価、テスト、改善を行う専門家が在籍しています。ここでは、お客様は実際のアプリケーションに没頭し、部品とワークの取り扱いを体験することができます。」この CoLab では、産業用から軽量まで多岐にわたるロボットを使用し、3 ~ 80 kg の範囲のワークを扱うことができます。このサービスは、お客様、システムインテグレーター、販売店、大学などを対象としています。また、これらを活用することで学生たちが SCHUNK の自動化に関する実践的な知識を身につけることもできます。メキシコの CoLab は、世界で 4 番目に開設されました。ブラッケンハイム・ハウゼン市区では、2020 年 12 月からすでに SCHUNK のお客様にご利用いただいており、他の CoLab も年内に順次ご利用いただく予定です。