SCHUNKのメカトロニクス製品営業部長オリバー・ハーブリックは、「当社の電動グリッパーは、統一された機能コンセプトに基づいており、要件がどんどん変化する場合でも、お客様は一貫して把持プロセスを構築できるようになっています」と強調します。「EZUセンターグリッパーは柔軟な使い方ができるだけでなく、多数のインターフェースとプラグアンドプレイ機能により、既存のシステムへの統合が特に容易になっています」。
EZUは、円筒形や偏心位置のワークのハンドリングに最適です。また、大型のワークバリエーションにもしっかり対応します。その堅牢な設計は、難易度の高い生産環境やフレキシブルなマシンローディングでの使用において、信頼できるパートナーとして活躍してくれます。可変ストロークや調節可能な把持力など、多数の調節オプションを通じてさまざまな要件に容易に適応します。また、「StrongGrip」機能により、特に難しいグリップ作業にも威力を発揮します。立ち上げ、モニタリング、調整は、デジタルのSCHUNKコントロールセンターで簡単に行えます。さらに、EZUはアップデート可能であり、既存のアプリケーション範囲に新しい機能を追加することもできます。「ドイツ・イノベーション・アワードの受賞は、私たちの誇りであり、私たちのスマートコンセプトが正しい方向に向かっていることを示してくれています。シンプルな統合、電動による高エネルギー効率、プロセスの信頼性をすべて包含するこのコンセプトは、生産性の向上にも貢献しています。
ドイツ・イノベーション・アワードは、ドイツ・デザイン評議会によって毎年執り行われています。この賞は、新しく革新的な分野を開拓し、その付加価値によって際立ったソリューションを提供する製品、技術、サービスを表彰するものです。ドイツ・イノベーション・アワード2025は、技術、科学、ビジネスの各分野のエキスパートからなる、独立した審査員団によって支えられています。革新性、便益、経済的妥当性、持続可能性、さらには市場の成熟度、技術的品質、将来性などに基づいて、すべての応募作品が評価されます。SCHUNKは「企業間取引における優秀賞 - 機械・エンジニアリング部門」を受賞しています。