多くの工業生産では、ベルトコンベア入口、トレイ、準備台などからの、バラ積みピッキング作業が行われています。
これらの部品はその後、さらに加工や分割処理されたり、機械に供給されます。
ロボット、グリッパー、ヴィジョンシステムを使った自動ハンドリングは敷居が高く、画像処理、照明、プロセス技術などの経験が必要です。SCHUNK の「2D 把持キット」は、対象物の自動ハンドリングをより簡単に始めるための完全なソリューションを提供しています。
当社の専門家がアドバイスさせていただきます mechatronics@de.schunk.com
位置や方向が定まっていないワークの把持と配置に最適なアプリケーションキットは、カメラシステムとレンズ、用途に特化させた把持システム、SCHUNK 独自の産業用 PC(SVC)と、ロボット制御システムに簡単に組み込むためのプラグインで構成されています。システムの中核となるのは、SCHUNK が開発した AI ソフトウェアで、光の状態が変化しても確実な認識を実現します。キット内のすべてのコンポーネントは相互に正確に一致しており、プロセスの信頼性があります。
画像処理システムのプログラミングの予備知識が不要
ソフトウェアで把持点の個別指定が可能
ガイド付きソフトウェアにより、予備知識なしで簡単に試運転が可能
フィンガーとワークの干渉輪郭を自動計算
ソフトウェアは劣悪な照明条件や変化する背景にも適応
CoLab でのアプリケーションによる検証でリスクを低減し、試運転を容易化
2D把持キットは、振動テーブル、組立ライン、荷台など、さまざまな産業分野で、ランダムに配置された部品をひとつのレベルで把持するアプリケーションを実現します。金属加工業界、自動車業界、生産技術・物流業界、ライフサイエンス業界は、このキットを使用することで、信頼性、加工精度、生産量増加の恩恵を受けることができます。
具体的なアプリケーションについてのご質問は、こちらで承ります。 mechatronics@de.schunk.com
SCHUNK のロボットアプリケーションセンターである CoLab では、カメラベースのグリッピングに向け、お客様の計画されているアプリケーションのテストを行うことができます。
実際のお客様のワークを用いた際の実現可能性、プロセス分析、プロセスのデモンストレーションをサポートします。これにより、リスクを最小限に抑え、試運転の時間を短縮することができます。
お客様を担当する SCHUNK のコンサルタントを今すぐご訪問ください。共に意見を交わし合い、お客様のアプリケーションの開発に取り組んでいきましょう。