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ワーククランピングテクノロジー 9月 2024

ROTA-ML flex 2+2: さらにフラットに、さらに軽く、さらに良くなりました

SCHUNKの4爪手動旋盤用チャック「ROTA-ML flex 2+2」が全面的に刷新されました。結果:より薄く、より軽く、そしてもっと自由自在に!2024年にシュトゥットガルトで開催されるAMB で、SCHUNKはこの新たな改良版を初公開します。
SCHUNK製品画像 - ROTA-ML flex 2+2 ROTA-ML flex 2+2 4ジョー補正チャックは、従来品に比べ最大40%もの軽量化が実現しつつ、強度も大幅に向上しています。

2020年、中心補正機能を備えたROTA-ML flex 2+2の導入に伴い、SCHUNKはメンテナンスが容易な手動チャックをポートフォリオに盛り込みました。このチャックを使えば、円形、立方体、不定形など、ほとんどすべてのワーク形状を、高精度かつ効率的にフライス/旋盤の複合加工機でクランプできます。特許取得済みの駆動コンセプトは、1つのジョーにつき12 mmという特に大きな補正ストロークを備えています。今回の新設計により、SCHUNKは手動旋盤用チャックの性能を再び大幅に向上させました。

最大40%の軽量化

直径500 mmのサイズから設計を一新し、チャックの高さを最大30%も削減することに成功しました。これにより、フィード重量も最大40%軽減されます。質量の軽減により、テーブルの回転速度を上げられるだけでなく、大きく重いワークも確実に加工できるようになります。これにより、1つのチャックで様々なアプリケーションに対応できるようになり、加工プロセスの効率も劇的に向上します。

また、チャックのベースプレートも改良され、柔軟性を確実に高めています。このため、このチャックはほとんどの機械テーブルに迅速かつ容易に取り付けられます。

シーリングコンセプトによる低メンテナンス性

ガイドウェイの特殊シールはそのまま使用されています。これらのシールはグリースが流し出され、クランプ力が次第に失われるのを防ぎます。これにより、低いクランプ力でも精度の高いチャック機能が保証されます。特許取得済みのシーリングコンセプトは、ダストや切り屑から駆動系を保護し、プロセスの信頼性とメンテナンス間隔の延長を実現します。さらに、各爪にインジケーターピンが付いており、ワークを確実に把持するための最適な把持範囲を示しています。

SCHUNKの手動フレキシブルチャックは、直径260 mm~1,200 mmの8種類のサイズを取り揃えています。