自動生産技術のためのハイテク部品の設計と製造は、SCHUNKのコアコンピタンスの一翼を担うものです。お客様からの問い合わせ時の情報量が多ければ多いほど、カスタマイズされたアプリケーションに最適なコンポーネントをより迅速に、より的を絞って見つけることが可能です。リニアモジュールのサイズ設定と構成ツールという2つの新しい専門的なデジタルサービスにより、お客様はこれらのコンポーネントの選択を、便利、簡単、確実に自身で行うことができるようになりました。これによってお客様は自らの専門知識を拡大し、より迅速に最適な解決策を見出すことができるのです。
SCHUNKは、500種類以上のリニアモジュールを製品ラインアップに有しています。最適なアイテムを見つけるため、オートメーションの専門家は、長年の経験と実証済みの設計ロジックに基づいた使いやすいサイズ設定をお客様に提供しています。これはシンプルかつ標準化された方法であり、個々の部品に関連するすべての性能パラメータを記録するために使用できます。さらに、視覚的なサポートによって安全性が向上します。この情報をもとに、プログラムがSCHUNKのリニアモジュールに適した技術的に有効な推奨製品を作成します。さらに、サイズ設定が、各コンポーネントの用途別耐用年数や利用度合いといった重要な情報を提供します。リニアモジュールを選択する際、ユーザーはコンポーネントが特定のアプリケーションに1対1で適しているか、アプリケーションを拡張する余地があるかどうかを確認できます。
適切な技術設計のリニアモジュールが特定できれば、SCHUNK製コンフィギュレーターを使用してさらに詳細な仕様を決定することができます。設計に関係のないアドオンパーツはすべて、幅広いバリエーションとオプションで利用可能です。設定は簡単にキャッシュ化できるため、転送して何度でも編集できます。構成プロセスと並行して、プログラムはリニアモジュールの3D CADモデルを生成します。この目視検査によって、ユーザーは常に構成の概要を把握できます。さらに、このモデルは60以上の形式でダウンロード可能なため、設計プロセスにおいて、さらなるシステムプランニングに直接組み込むことができます。
最後のステップで、ユーザーは個々のリニアモジュールの完全なデータシートを呼び出し、製品を要求することが可能です。また、SCHUNKの営業担当および自動化エキスパートによる個別アドバイスもご利用いただけます。この場合、データシートは議論に向けた完璧な根拠となります。実践的なアシスタントは、世界各国で利用でき、13カ国語に対応しています。