SCHUNKは2020年から中央補正型ROTA-ML flex 2+2を採用し、メンテナンス性の低い手動旋盤用チャックを製品化してきました。円形、立方体、異形など、ほとんどすべてのワーク形状を、精密かつ効率的にフライス盤/旋盤でクランプすることができます。特許取得済みの駆動コンセプトは、1つのジョーにつき12 mmという特に大きな補正ストロークを備えています。今回の改良により、SCHUNKは手動旋盤用チャックの性能を大幅に向上させました。
直径500 mmのサイズから構造を一新し、ツール把持とワーク把持の専門家である当社は、チャックの高さ最大30％の削減に成功しました。これにより、チャックの重量も最大40％軽減されます。質量の軽減により、テーブルの回転速度が向上するだけでなく、より大きく重いワークも安定して加工でき、工程信頼性が向上します。これにより、1つのチャックで様々な用途に対応できるようになり、加工工程の効率も向上します。
また、チャックのベースプレートも改良され、より柔軟性が向上しています。旋盤用チャックは、ほとんどの機械テーブルに素早く簡単に設置できます。
旋盤用チャックのガイドレールには、特殊なシーリングを引き続き採用しています。グリースの流出を防ぎ、クランプ力の徐々な低下を抑えます。これにより、低いクランプ力でも旋盤用チャックの正確な機能を維持できます。特許取得済みのシーリングコンセプトは、駆動機構を埃や切り屑から保護し、工程信頼性を高め、メンテナンス間隔を引き延ばします。さらに、各ジョーにはワークを確実に把持するための最適な把持範囲を示すインジケータピンがあります。
SCHUNKの手動旋盤用フレキシブルチャックは、直径 260 mm から 1,200 mm までの 8 種類のサイズを取り揃えています。